松代(松代城・象山地下壕) 日程 2011/08/01 松代城址の地図 象山地下壕の地図 松代城址(海津城) 1560年頃、海津城として築城 1622年、真田真之が ここに松代城として松代藩政の拠点とした 象山(ぞうざん)神社 松代象山地下壕入口 第二次世界大戦の末期 軍部が本土決戦最後の拠点として 極秘のうちに、大本営、政府各省等を この地に移すという計画のもとに 昭和19年(1944年)11月11日午前11時着工 翌20年8月15日の終戦の日まで およそ9カ月の間に、当時の金額で2億円の巨費と 延べ300万人の住民及び朝鮮人の人々が 労働者として強制的に動員され 突貫工事をもって構築したもので 全工程の75%が完成した 松代地下大本営は舞鶴山 (現気象庁精密地震観測室)を中心として 皆神山、象山に碁盤の目の如く掘り抜き その延長は10km余りに及ぶ 大地下壕である。(説明板より抜粋) 松代象山地下壕入口は象山の東側麓 恵明寺のちかくにあります 象山476mは松代駅の南南西1200mにあります (松代駅と象山との中間が象山神社) 皆神山659mは松代駅の南東2500mにあり 現在は皆神山ゴルフコースになっています 気象庁精密地震観測室 (象山の南南東1800m)付近に 天皇の御部屋が作られました 大戦末期の軍部による地下壕構築は 他の地にも多数あり、規模の大きなものとして 岐阜県可児市久々利に久々利地下壕 とその西の緑ケ丘に平牧地下壕があります (航空機製造用地下工場・三菱航空機) ここは地下壕のみならず壕の外に 滑走路まで作る予定でした 久々利地下壕の地図 平牧地下壕の地図 労働力は象山地下壕と同じ形態での動員でした 松代象山地下壕内部 総延長は10kmに及ぶ 松代象山地下壕鳥瞰図 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . <EOF> |